給食に提供されるまでの過程は 県産の牛肉と豚肉を知る食育授業【岩手・盛岡市】
「いのちをいただく」をテーマに岩手県盛岡市の小学校で食育授業が行われました。県産の牛肉・豚肉が学校給食として提供されるまでの過程やそこに携わる人々の想いを学びました。 JA全農いわてが開催した食育授業には、向中野小学校3年生の児童およそ160人が参加しました。 授業では盛岡市学校給食センターの栄養教諭やJA全農いわてで畜産に関わる職員らが、県内で生産された牛肉や豚肉が給食として児童たちのもとへ届くまでの過程を説明しました。 その中では牛や豚が出荷される際に寂しそうに泣いたり涙を流したりすることも話され、講師から牛肉や豚肉をおいしく残さず食べてほしいという想いが伝えられました。 授業のあとは給食の時間。 6日は食育授業で学んだ県産の豚肉といわて牛を使ったメンチカツが提供されました。 いつもは何気なく食べている給食。しかし、食育授業のあとの児童たちにはいつもと一味違うように感じられたようです。 この食育授業は11月、紫波町と野田村でも実施される予定だということです。