【中日】ドラフト1位左腕が仮契約「名前に“金”も入ってるし、好きな色」プロ仕様の“ゴールドグラブ”で1番目指す
中日からドラフト1位指名を受けた関大・金丸夢斗投手(21)が4日、兵庫・芦屋市内のホテルで、契約金1億円、年俸1600万円プラス出来高5000万円で仮契約を結んだ(金額はいずれも推定)。最高条件を提示され「少しずつ実感が沸いてきた。期待に応えられるように頑張りたい」と気を引き締めた。 プロ仕様に仕上げた“ゴールドグラブ”に思いを込めた左腕。いくつかのグラブを試して「しっくりきた」というオリックスの宮城モデルを採用した。「ずっと入れたかった」とアマチュアでは使用できない金色で、手首付近の土手部分に縁取りのラインを施した。1位を象徴する金色。「名前に“金”も入ってるし、好きな色。これから金(1番)を取れるように頑張りたい」と胸を高鳴らせた。 今ドラフトの目玉だった最速154キロの大学ナンバーワン投手。23年秋から72イニング連続自責点0を記録し、3月には侍ジャパンに選ばれた。現在は今春に発症した腰痛を完治させるためノースロー調整だが、春季キャンプを見据えて、年末から投球練習を再開予定。「新人王を目指して、最終的には日本で一番の投手になれるように」。新“相棒”とともにエースへの一歩を踏み出す。(森下 知玲)
報知新聞社