【写真：Getty Images】

　大谷翔平選手は今季よりロサンゼルス・ドジャースでプレーしているが、開幕直後に専属通訳を務めていた水原一平氏が違法賭博に関与したスキャンダルに巻き込まれた。他にも右肘の手術からのリハビリや結婚など、公私ともに多忙な日々を送っているが、驚異的な成績を残している。米メディア『FOXスポーツ』でアナリストを務めるベン・バーランダー記者が綴った。 【写真】日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング 　韓国で行われたサンディエゴ・パドレスとの開幕戦の直後、水原氏は違法賭博に関与したことを告白し、大谷に借金の肩代わりをしたことにしてほしいと懇願した。しかし大谷は断り、水原氏はドジャースから解雇された。大谷は記者会見で「水原氏が口座からお金を窃盗した」と述べ、水原氏自身も出頭している。 　波乱の開幕となった大谷だが、22日（日本時間23日）時点で打率.368、本塁打5、打点13、盗塁5、OPS1.094の成績を残している。21日（日本時間22日）のニューヨーク・メッツ戦では、松井秀喜氏を超える日本人メジャー最多の176号本塁打を放った。 　波乱の開幕を迎えた大谷に対してバーランダー氏は「大谷翔平が新しい球団に移籍、UCLの手術、北米スポーツ史上最高額の契約（プレッシャー）、結婚、腕のリハビリ、大規模な盗難被害、連邦捜査に協力、親友を失った。そして、まだこのような成績を残している」と綴っている。