家に帰れなくなった高齢者を保護した会社員の男性に警察から感謝状が贈られました。 大分東警察署の原田克宣署長が大分市の会社員、福田比呂志さん（３７）に感謝状を手渡しました。 福田さんは５月１２日の深夜、コンビニエンスストアで駅の場所を店員に尋ねている８０代の男性に「駅まで送りましょうか」と声を掛けました。 すでに終電が過ぎている時間で７キロほど離れた、自宅と話す住所に連れていきましたが正確な場所が分からなかったため大分東警察署に届けました。 福田比呂志さん 「ものすごい雨だったのでかわいそうだと思った。私の母も認知が進んでいて他人事とは思えなかった」 原田署長は「高齢者の徘徊は社会的な問題となっている。保護してくれたおかげで無事に家族のもとに返すことが出来た」と感謝の言葉を伝えました。