爆発と炎上、止まらぬドローン攻撃...ウクライナの標的となるロシア石油施設
国境地帯を集中的に狙う
ウクライナは今年8月にも、それ以前のドローン攻撃で炎上中だったロシア南西部のロストフ州プロレタルスクの石油貯蔵施設にダメ押しのドローン攻撃を加えた。 10月には一晩で、ロシア西部のベルゴロド州とボロネジ州及びロストフ州の諸地域、さらにアゾフ海の施設も含め、何か所もの石油基地を攻撃し、炎上させた。ウクライナの発表によると、ボロネジ州へのドローン攻撃では、州内の町アンナにあるAnnanefteprodukt燃料・潤滑油備蓄基地を破壊したという。 ウクライナは11月にアメリカから供与された長距離ミサイルATACMSを初めてロシア領内に撃ち込んだが、この時もブリャンスク州にある武器庫を攻撃目標に据えた。
マヤ・メフララ