井上直樹が佐藤将光とのハイレベルな攻防を制し判定勝ち。「そろそろいいんじゃないですか、榊原社長」と朝倉海への挑戦をアピール【RIZIN】
「RIZIN LANDMARK 9 in KOBE」(3月23日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)でRIZINバンタム級王者・朝倉海の次期挑戦者の座をかけての戦いといっても過言ではない井上直樹(キルクリフFC)と佐藤将光(坂口道場一族/FightBase都立大)の一戦が行われた。試合は井上が判定で這うレベルな攻防を制した。 佐藤は昨年10月の名古屋大会でRIZIN初参戦を果たし、太田忍に判定勝ちを収め、今回が2戦目。名古屋大会は今回の対戦相手の井上が病気で欠場したための緊急参戦だった。井上は昨年5月のフアン・アーチュレッタ戦以来の再起戦となる。 1R、ともにオーソドックス。圧をかけるのは井上。佐藤は足を使って回って圧をかけ返す。井上は左ジャブ。佐藤は右カーフ。井上が圧をかける。井上がワンツー。佐藤はタックルを狙う動き。佐藤は右カーフ。井上が圧をかけて左ロー。井上が圧をかける。佐藤は右カーフも井上がかわす。井上がワンツー。井上が三日月蹴り、右ストレート。佐藤は左インロー、右ミドル。井上が右カーフ。佐藤の左ハイは井上がバックステップでかわす。井上が右ミドル。佐藤がバランスを崩す。
2R、井上が圧をかける。佐藤がかけ返し左ローを出したたところに井上がカウンターで右ストレートを合わせる。佐藤は井上のスピードについていけない。井上が圧をかけて右カーフ、右フック。佐藤が圧をかけ、組み付くと足をかけて背に乗りかけるが、井上が入れ替えて、グラウンドに持ち込み上を取る。井上が立って、蹴りを狙うが佐藤が交わす。スタンドに戻り、組みたい佐藤を足を使って翻弄の井上。佐藤の右カーフ、井上が右ストレート。佐藤はパンチを振って前に出るが井上は足を使ってかわす。佐藤はじりじりと距離を詰める。井上はさっきまでのように逃げられない。 3R、井上の左ジャブに佐藤は右カーフ。佐藤は左ミドル。佐藤が圧をかける。井上の右ハイはガードの佐藤。佐藤の圧に井上はステップでかわす。井上は足を使って回りながらロー、ワンツー。佐藤は左ボディー、右フック。佐藤が圧をかける。佐藤のパンチをかわしてタックルの井上がテイクダウンも、佐藤は下から左腕を取りに行く。井上はしのぐと上を取って、ハーフの体勢でパンチをコツコツ。井上は肩固めを狙うが、佐藤は首を取る。井上は上でパンチをこつこつ。井上は上からヒジを落とす。そして肩固めを狙う。佐藤は極められながらも下から井上のボディーにパンチをこつこつと返す中、ゴング。 判定は3-0で井上。ハイレベルな攻防を井上が制した。
【関連記事】
- 井上直樹が佐藤将光とのハイレベルな攻防を制し判定勝ち。「そろそろいいんじゃないですか、榊原社長」と朝倉海への挑戦をアピール【RIZIN】
- 武田光司が1Rのアクシデントを乗り越え萩原京平に執念の判定勝ち。萩原は「限界なのかと思う」【RIZIN】
- RENAが元ROAD FC王者を判定で破り約1年8カ月ぶりの勝利。王者・伊澤星花には「もっと自分が強くなってから挑戦したい。次、いい勝ち方ができたら年末とか」【RIZIN】
- 久保優太が元修斗環太平洋王者の高橋遼伍を破りMMA4連勝。「元王者とやらせてほしい。フェザー級で一番打撃力があるケラモフとやりたい」【RIZIN】
- ブアカーオが木村ミノルにKO勝ちし「私はまだ強い」とアピール。木村は「悔しい。やり返したい」【RIZIN】