伊江島からコカリナ平和の響き
沖縄テレビ
戦闘が続くウクライナ、現地の女の子たちが奏でるのは伊江島のガジュマルから作られたコカリナです。18日伊江島ではこのコカリナの演奏会が開かれ、子どもたちが世界中に平和が訪れることを願いました。 伊江小学校の体育館に響く小さな木の笛・コカリナの音色。このコカリナは79年前の沖縄戦で二人の日本兵が終戦を知らずに2年間身を隠した伊江島のガジュマル、「ニーバンガズィマール」から作られました。 伊江島のコカリナはいまも戦火におびえるウクライナの子どもたちへ、島の子どもたちの手紙とともに届けられました。 コカリナ奏者 黒坂黒太郎さん「伊江島の子どもたちがウクライナの子たちに向けて手紙も書いてくれた。とても意味があるし、さらにガジュマルのコカリナが音色とともにウクライナの子たちを励ましている。」 早く戦争が終わりますように。子どもたちは遠いウクライナへ届くようコカリナの音色に願いを乗せていました。
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