「(不正を)やろうと思ってもできないような組み立てに」 談合、贈賄で職員逮捕の一関市が入札制度等改革本部を設置
IBC岩手放送
今年度に入って、公共工事を巡る贈収賄事件や官製談合事件で職員や元職員が逮捕された一関市は、再発防止に向けて市長を本部長とする改革本部を設置しました。 【写真を見る】「(不正を)やろうと思ってもできないような組み立てに」 談合、贈賄で職員逮捕の一関市が入札制度等改革本部を設置 (一関市 佐藤善仁市長) 「やろうと思ってもできないような組み立てにすることが本当の再発防止だと思っています」 25日は、一関市に設置された入札制度等改革本部の初会合が開かれました。 改革本部は市長を本部長に市の幹部職員らで構成されています。 一関市では、5月発覚した水道工事を巡る贈収賄事件で逮捕された元建設部副参事の那須野長己被告59歳が、加重収賄や官製談合防止法違反などの罪で6月19日に起訴されました。 また、同じ日に市が発注した公共工事の入札情報を漏らし落札させた官製談合防止法違反などの疑いで、都市整備課・課長補佐の金今進容疑者60歳が逮捕されました。 市は改革本部で入札事務を検証し不正入札の防止策を検討するとしていて、8月上旬までに中間報告をまとめ年内に最終報告を行う予定です。
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