世界62位がATPマスターズ1000決勝進出の快挙、25歳ポピリン「素晴らしい成果」<男子テニス>
ナショナル・バンク・オープン
男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)は日本時間12日(現地11日)、シングルス準決勝が行われ、世界ランク62位のA・ポピリン(オーストラリア)が同18位のS・コルダ(アメリカ)を7-6 (7-0), 6-3のストレートで下し、「ATPマスターズ1000」初の決勝進出を果たした。 【西岡良仁vsカゾー 1ポイント速報】 25歳のポピリンは今大会、1回戦でT・マハーチ(チェコ)、2回戦で第11シードのB・シェルトン(アメリカ)、3回戦で第7シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)、準々決勝で第4シードのH・フルカチュ(ポーランド)を下し「ATPマスターズ1000」初の準決勝に駒を進めた。 準々決勝と同日にダブルヘッダーで臨んだ準決勝、ポピリンは第1セットをタイブレークの末にものにすると、第2セットではファーストサービス時に85パーセントの確率でポイントを獲得し相手に1度もブレークポイントを与えず、リターンゲームでは2度のブレークに成功。1時間32分で決勝進出を果たした。 同大会においてポピリンは、2000年に当時世界ランク144位で準優勝を飾ったH・レビ(イスラエル)以降で最も低い世界ランクでの決勝進出者となった。 男子プロテニス協会のATPは公式サイトにポピリンのコメントを掲載している。 「これは僕にとってとても大きな意味がある。僕にとっては素晴らしい成果であり、自分を褒めてあげなければならないね」 勝利したポピリンは決勝で第5シードのA・ルブレフと対戦する。ルブレフは準決勝でM・アルナルディ(イタリア)を下しての勝ち上がり。
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