キーラ・ナイトレイ、「パイレーツ」シリーズでの苦悩を告白
大ヒットシリーズ「パイレーツ・オブ・カリビアン」で世界的スターとなったキーラ・ナイトレイが、同シリーズで厳しい現実に直面していたことを告白した。 ナイトレイは「ベッカムに恋して」のヒットをきっかけに、ハリウッド大作「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」のヒロイン、エリザベス・スワン役に抜擢。その後、2本の続編に出演している。 英タイムズ紙の独占取材で「自分を成功に導いてくれた作品なのに、同時に私を打ちのめしもしました」と告白。性的対象とみられていたことに加えて、タブロイド紙は彼女の体型を執拗に取り上げ、摂食障害の疑惑を繰り返し報じたことに精神的なショックを受けたという。 一方で「プライドと偏見」や「つぐない」といった作品への出演は本シリーズの成功があればこそだったため、「今でも複雑な思いが交錯している」と振り返る。 現在は大作シリーズへの出演に慎重な姿勢をみせており、「何年もの拘束がある上に、撮影スケジュールは過酷です。撮影場所も、期間も、内容も、自分の意思が通らない。それが現実なんです」と語っている。ナイトレイの最新作となるNetflixのスパイドラマ「ブラック・ダヴ」は、12月5日に世界配信される。