バドミントンの山口茜、けが乗り越え仏オープンで準優勝 半年ぶりの表彰台
バドミントンのフランス・オープンは3月10日、各種目の決勝を行い、女子シングルスは世界ランキング4位の山口茜(福井県勝山市出身、再春館製薬所)が同1位の安洗塋(アンセヨン)(韓国)に1-2で逆転負けし、準優勝だった。山口が国際大会の表彰台に上がるのは昨年9月に優勝した香港オープン以来となる。 山口は第1ゲーム、9-12から6連続得点で逆転に成功。16-16と同点まで追い上げられたが3連続得点で突き放し、21-18で先取した。 第2ゲームは中盤まで激しく競り合ったが、13-14から7連続失点し、13-21で落とした。第3ゲームも立ち上がり0-5と先行されると、主導権を奪い返せないまま、10-21で敗れた。 山口は昨年9月の杭州アジア大会で右足を負傷。公式戦復帰初戦となった今年1月のマレーシア・オープンはベスト8、翌週のインド・オープンはベスト16だった。
福井新聞社