愛され43年、宜野座の「かでかわ弁当」閉店 知らずに今も来店する人も 沖縄
沖縄県宜野座村の「かでかわ弁当」が2月29日、43年間の歴史に幕を閉じた。最終日、最後の弁当が売り切れても多くの常連客が感謝を伝えようとおとずれ、花束や記念の品々が贈られた。 【写真】引退後は「スノーマンの推し活」と笑顔で語る店主の嘉手川さん
宜野座村では公共工事やアパート、マンションの建設ラッシュが続いており、弁当の需要は増している。ますますの商売繁盛が望めた一方、店主の嘉手川玲子さんの体力は限界を迎えていた。 「おいしかったよ」との言葉が“最幸”の贈り物だったといい、「やり尽くした」と感無量の様子だ。 今も閉店を知らずに来店する客もいるという。
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