大津高いじめ、強要罪起訴 元サッカー部員2人、熊本
熊本県立大津高（大津町）サッカー部の1年生部員だった男性が2022年、全裸になり土下座をさせられるいじめを受けた問題で、熊本地検が強要罪で部の上級生だった2人を起訴したことが26日、関係者への取材で分かった。19日付。県警が強要容疑で書類送検していたことが今年4月、明らかになっていた。 県教育委員会によると、男性は22年1月、同校が出場中だった全国高校選手権の応援で訪れた宿泊所で、土下座を強要され全裸の写真を撮られた。男性はその後退部した。 県教委は昨年、いじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」に認定。第三者委員会が調査を続けている。
【関連記事】
- 横浜市教委、異例の大量処分26人 いじめ自死と傍聴妨害、前教育長も減給相当
- 両親「同じこと繰り返さないで」 熊本工高生自殺、第三者委が最終報告「いじめ影響」
- いじめ解決せず転校 小4児童が同級生から暴力受け、口止め 保護者が学校に訴え、警察にも相談 学校はいじめ認知し、市教委に報告 市教委は重大事態と判断 いじめ対策委員会が報告書まとめ公表
- 【写真】1歳男児が死亡…靴を履かず、明け方前の国道で流血 家で寝ていたはずの男児、両親が外出中に路上へ…トラックにはねられる 運転手を逮捕、9キロ先で別事故を起こし発覚 男児を救護する現場、近くで捜す両親「子がいない」
- 合格した国立大に入学許されず 宗教2世の苦しみ「旧統一教会だけじゃない」
