「勝利に導くセーブができるキーパー」

槙野氏が藤田、小久保とともにキーパーソンに挙げた三戸。写真：金子拓弥（サッカーダイジェスト写真部／JMPA代表撮影）

　元日本代表DFの槙野智章氏が、７月31日に日本テレビ系列で放送された情報番組「ZIP！」に出演。大岩剛監督が率いるUー23日本代表のキーパーソンを挙げた。 【画像】U-23日本代表のイスラエル戦出場15選手＆監督の採点・寸評。好セーブ連発の守護神や決勝弾を挙げたエースの評価は？ 　大岩ジャパンは、現地時間30日に行なわれたパリ五輪のグループステージ第３戦で、イスラエルと対戦。90＋１分に細谷真大のゴールで均衡を破り、１－０で勝利した。この結果、３連勝でグループDを首位通過し、準々決勝ではスペインと激突することになった。 　槙野氏は決勝トーナメントを勝ち上がるうえで鍵を握る選手に、GK小久保玲央ブライアン、MF三戸舜介、MF藤田譲瑠チマをチョイスする。 　小久保については「勝利に導くセーブができるキーパーだと思う。守備でリズムを掴んだり、チームに明るさをもたらすための笑顔を含めたコミュニケーション。そこが彼の絶対的な武器」と称賛する。 　三戸に関しては「（164センチと）自分が背が小さければ、じゃあどうやったらボールを受けられるか、空中戦で勝てるかをちゃんと考えてポジションを取る。（相手の）背中を取る動きが彼の特長、武器」と語る。 　また藤田を「最も熱くて、チーム思い。精神的支柱」と称し、「攻撃と守備の、ちょうどバランスが良いプレーができるのが良さ」と述べた。 　日本は２大会連続のベスト４進出なるか。注目の準々決勝は日本時間で８月２日の深夜24時にキックオフ予定だ。　 構成●サッカーダイジェストWeb編集部