「キース・ヘリング展 アートをストリートへ」展開催 藤原ヒロシがプレイリストを作成
展覧会「キース・ヘリング展 アートをストリートへ」が12月9~2024年2月25日の期間、六本木ヒルズ森タワー52階で開催される。入場料は、一般・大学生・専門学生が2200円、中高生が1700円、小学生が700円で、事前予約制を設けている。 【画像】「キース・ヘリング展 アートをストリートへ」展開催 藤原ヒロシがプレイリストを作成
キース・ヘリング(Keith Haring)は、1980年のアメリカ美術を代表するアーティスト。1980年代初頭に、ニューヨークの地下鉄駅構内で使用されていない広告板に絵を描く“サブウェイ・ドローイング”で脚光を浴びる。ヘリングは、“アートはみんなのために”という信念のもと、日常にアートを拡散させることで、混沌とする社会への強いメッセージを発信してきた。
本展では、社会に潜む暴力や不平等、HIV・エイズに対する偏見と支援不足に訴え続けた、ヘリングのアートを体感することができる。会場では、アイコニックなモチーフから6メートルにも及ぶ大型アートまで、約150点を展示し、ヘリングの作品を塗り絵で楽しむことができるワークシートを配布する。ワークシートは、展覧会公式サイトでも入手可能だ。
また、アートの魅力を発信する動画クリエイターの“耳で聴く美術館(Avi)”をアンバサダーに迎え、同展覧会の見どころをティックトック、ユーチューブ、インスタグラムで発信する。さらに、音楽プロデューサーの藤原ヒロシがスペシャルなプレイリストを作成。「ヘリングの時代」をテーマに、全6曲を集結しスポティファイで聴くことができる。
アート動画クリエイター、“耳で聴く美術館(Avi)”は、1992年大阪府生まれ。 「心が震えるアートの話をしよう」をテーマに、動画プラットフォームを起点にアートの魅力を紹介。大学で美術教育を学び、教員資格も持つ。 大学卒業後は一般企業に就職するが、好きなアートを自由に発信することを目指し独立。 キャッチーな表現と分かりやすい解説、柔らかなボイスでフォロワーを伸ばし、アートの間口を広げた。現在抱えるフォロワー数は40万人を超える。