大谷翔平「うれしく思います」2年連続3度目の正力松太郎賞特別賞 来季日本開幕「楽しみ」
今季のプロ野球の発展に最も貢献した監督や選手に贈られる「正力松太郎賞」の選考委員会が7日、都内で行われ、ドシャース・大谷翔平投手(30)が2年連続3度目となる特別賞を受賞した。 【画像あり】 イチロー氏 人生で一番耐えた時期は…「それよりも苦しいことはない」 「厄介」「陰湿」なのは… 大谷は「昨年に引き続き3度目の正力松太郎賞の特別賞を受賞できてうれしく思います。今シーズンは移籍初年度でしたが、家族、首脳陣、選手、スタッフの皆さん始め多くの関係者に支えられて、チームとしてはワールドチャンピオン、個人としても1年間試合に出続けて成績を残すことができました。来シーズンは開幕戦が東京ドームで行われ、久しぶりに日本のファンの皆さんの前でプレーできるのを楽しみにしています」とコメントした。 ドジャース移籍1年目の今季は159試合に出場し、打率・310(リーグ2位)、54本塁打(同1位)、130打点(同1位)、59盗塁(同2位)を記録。2年連続本塁打王に加え、メジャー史上初の50本塁打、50盗塁による「50-50」を達成した。 選考委員会で座長を務めた王貞治氏は「皆の期待に応えるでなく期待を超えちゃう活躍をして、メジャーでも毎年、毎年インパクトが強い。ファンが思うことを実現してしまう。私も選手でしたけど投手としても打者としてもランナーとしてもすごい」と評価。 続けて「今までもメジャーにたくさん選手が行きましたけど、やはり良い選手だってところには行きましたが、アメリカの連中に“参った”って言わせたのは大谷くんが初めてだと思う」と賛辞の言葉を並べた。 その上で「今回、(左肩を)手術しましたけど、まだまだ30歳。当分は(現役で)できると思うので、ますます上のレベルの楽しみをファンの皆さんに与えてほしいなと思います」とさらなる活躍へエールを送った。