『うちの弁護士は手がかかる』撮了 ムロツヨシ「まさか撮影を止める男になるとは」
12月22日に最終回を迎えるフジテレビ系金9ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』。ムロツヨシ、平手友梨奈、江口のりこクランクアップを迎えた。 【写真】ムロツヨシ×平手友梨奈インタビュー撮り下ろしカット 『春よこい』(1968年~1969年)以来、約54年ぶりに復活するフジテレビ金曜21時の連続ドラマ枠にて放送中の本作。ムロ演じる元・芸能事務所の敏腕マネージャーが、平手友梨奈演じる超エリートなのに猪突猛進な性格で空回りしてしまう新人弁護士に振り回されながらパラリーガルとして奮闘する、育成型リーガルエンターテインメントだ。 ムロ、平手、江口の最後の撮影は、青海医大病院に関する裁判を終えた法廷で会話を交わすシーン。最後のカットを撮り終え、最初に「天野さくら役、江口のりこさんオールアップです!」と声がかかると、盛大な拍手の中、ムロから花束を渡された江口は「ありがとうございました。皆さん本当にお疲れさまでした」とねぎらい、「いい年末をお迎え下さい。またどこかでお会いした時はよろしくお願いします」とコメント。 次に「天野杏役、平手友梨奈さんオールアップです!」と声がかかると、ムロから花束を渡された平手は「(初めての弁護士役の挑戦だったので)たくさんご迷惑をおかけしてしまった部分もありましたが、キャスト、スタッフの皆さんの元気に本当に助けられていました」と振り返り、「本当に感謝の気持ちでいっぱいです。約4カ月間、本当にありがとうございました」と感謝を述べた。 最後に、「蔵前勉役、ムロツヨシさんオールアップです!」と声がかかり、相沢秀幸監督から花束を渡されたムロは、まず「本当に、本当に申し訳ございませんでした。皆様と他の現場で会っても心からおわびを続けると思いますが、まさか撮影を止める男になるとは思いませんでした」と笑いを誘い、「クランクインのときに言ったとおり、ちょっとした伝説が始まりました。WBCで優勝してスポーツ界が盛り上がっているところ、これからエンタメ界、特にドラマ界も頑張ろうじゃないかと。大きい流れというか、勢いというか、結果というか、皆さんの印象に残るようにやってきました。まだまだ足りないですが、新しい枠の1作目としてはいいスタートが切れたかなという気持ちもあります」と自信をのぞかせた。そして、「これからはスケジュール以外で(笑)、もっと手のかかる役者になって、どの国にも、どの配信にも負けない何か面白いものを、また皆様と一緒に作りたいなと思います。とにもかくにも、楽しい楽しい現場でした。いろんなことも言えましたし、言ってもらえました。これが最高の結果だと思っております。また会って、また面白い何かを、必ずや、続きを、何かを作りたいなと思っております。皆さん本当にありがとうございました!」と笑顔で締めくくった。
リアルサウンド編集部