【RIZIN】朝倉未来、8ヶ月ぶり復帰戦でついに平本蓮と対戦決定 7・28『超RIZIN.3』でお互いに引退かけて激突
格闘家の朝倉未来(31)と平本蓮(25)が16日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた『超RIZIN.3』発表会見に登壇し、7月28日に行われる同大会で対戦することが発表された。格闘技を休養していた朝倉にとって8ヶ月ぶりの復帰戦で、長年にわたりSNSでバトルを繰り広げてきた因縁の平本との試合に臨む。 【動画】朝倉未来VS平本蓮、引退をかけた因縁の対決がついに実現!激しい舌戦で会場ヒートアップ RIZINでトップクラスの人気を誇る2人の対戦が、ついに実現する。先に会見に登壇した平本は、朝倉に対して「尊敬とか憧れとか…」と思いを語ったかと思いきや「んなもんあるわけねーだろ」とひっくり返し、「YA-MANにのばされていじけてるんで、僕が最後のトドメを刺そうと思ってます」キレキレのトラッシュトークで会場をわかせた。 一方の未来も「復帰戦にちょうどいい相手を用意してもらったんで、ボッコボコにして痛めつけてやろうかなと思います」と平本を完全に格下扱い。さらに「平本に負けたら引退しますよ」と宣言すると、平本も「俺も朝倉未来なんかに負けたら引退しますよ」と、まさかのお互いに引退をかけた一戦となる。 その後もお互いのトラッシュトークは止まらず、朝倉が「俺はフェザー級のトップ選手なので、3勝3敗のボウヤを痛めつけてやります」と平本の戦績をイジると、平本も即座に「3勝3敗のボウヤとの試合がビッグマッチになってしまう朝倉未来には触れないでください」と観客を巻き込んだ。 朝倉と平本の因縁の歴史は長い。平本がRIZINに初参戦した2020年大みそか以降、すでにトップファイターだった朝倉へ会見やSNSで口撃を開始。お互いの因縁を高めてベストのタイミングでの試合を見据えていたが、それぞれの試合の結果やダメージなどにより、ファンの期待とは裏腹に先送りとなっていた。 事態が一気に動いたのは昨年11月、朝倉が初挑戦のキックルールでYA-MANと対戦し、1ラウンドKO負けした試合だった。朝倉が試合直後に引退を発表すると、平本はインスタグラムのDMで「お疲れ様です、また頑張りましょ」と送り、朝倉が「ありがとな、RIZINの舞台でやらないといけないことがあるよな」と返答したことを明かした。 そして、1ヶ月後の大みそかの『RIZIN.45』で朝倉に勝利したYA-MANと平本の対戦が決定。大勢のファンが集った会見の場で平本は朝倉への熱い思いを語り、「絶対に朝倉未来と試合がしたいです。だから、この試合は絶対に勝たないといけない」と宣言すると、大きな声援が送られた。そして宣言通りにYA-MANに勝利し、朝倉戦のチケットを自らの拳で手繰り寄せた。