虐待を疑ったら「ためらうことなく専用ダイヤル189に連絡を」松野長官会見
兵庫県神戸市で、男の子の遺体がみつかり、母親ら4人が祖母への監禁と傷害の疑いで逮捕された事件を受け、松野官房長官は、少しでも虐待が疑われる場合は、児童相談所の虐待対応ダイヤル「189」に連絡するよう求めました。 松野長官は、神戸市で6歳の男の子が死亡した事件について、「非常に痛ましい事件が発生した」とコメントしました。 松野長官は、逮捕された母親から相談を受け、男の子の一時保護を検討していた児童相談所が警察との間で情報共有を適切に行っていたかどうかについては、「現在詳細を確認中と承知している」と述べるにとどめました。 その上で、「政府としては、児童虐待による外傷があると考えられる事案などの情報を児童相談所と警察の間で必ず共有することとしていて、今後も徹底したい」と強調しました。 また、松野長官は、児童虐待の早期発見には、周囲からの情報提供が重要だとして、少しでもおかしいと感じることがあれば、最寄りの児童相談所に繋がる虐待対応ダイヤル「189」に連絡をするよう協力を求めました。
