「店員から声をかけられたらアプリやゲームで使うと答えて」70代男性が12万円分の電子マネー詐欺被害 大分
大分市に住む70代の男性がパソコン修理名目の特殊詐欺にあい、12万円分の電子マネーをだまし取られました。警察が詐欺事件として調べています。 警察によりますと17日午後4時頃、大分市内に住む70代の男性が自宅のパソコンでインターネットサイトを閲覧中、突然パソコンが警告音を発して画面に「ウイルスに感染した」との文言と同時に“010”から始まる電話番号が表示されました。 男性が電話をすると片言の日本語を話す女性から「トロイの木馬に感染している。サポートのため、4万円分の電子マネーカードを購入しコード番号を教えて欲しい。店員から声をかけられたらアプリやゲームで使うとこたえて欲しい」などと指示されました。男性は同じコンビニで3回にわたり、購入した電子マネーカードの利用コードを相手に伝え、合わせて12万円分の利用権をだまし取られました。 男性が同じコンビニに4回目に入店したところ、不審に思った店員が警察に110番通報して詐欺の被害にあったことが分かったものです。 警察は、詐欺犯は優しい言葉で言葉巧みに現金や電子マネーをだまし取ろうとするので、要求された場合は最初に詐欺を疑い、必ず家族や知り合い、また友人や警察に相談することを徹底して欲しいと呼びかけています。
大分放送