「我々はフルーツを盛ったのです!」 話題のフルーツモッターノ、ジョナサンに命名の由来を聞いた
ファミリーレストラン「ジョナサン」で販売中のスイーツの名称が、SNS上で注目を集めています。フルーツをたっぷりのせたパフェ「フルーツモッターノ」について取材しました。
フルーツモッターノとは
4月中旬からジョナサンのグランドメニューに加わったフルーツモッターノ。 使っているフルーツは、ミックスベリー、マンゴー、パイナップル、キウイ、オレンジ、バナナ。 バニラアイスを盛って見た目も華やかな、小ぶりながらも満足度の高いパフェです。 見た目をそのまま名付けたようなこのスイーツ。 先日、SNSで紹介されると「ストレートで分かりやすい」「カタカナにするとそれっぽくみえる不思議」といったコメントが寄せられています。
担当者に聞きました
「少しキャッチーで、口に出して言いたくなる楽しい商品名を考えました。われわれは、まさにフルーツを盛ったのです」 そう話すのは、メニュー開発ディレクターの御園博さんです。 ジョナサンでは昨年秋に「プリンノセターノ」を発売。 濃厚なバスクチーズケーキにカスタードプリンとマスカルポーネクリームをのせた商品で、現在も販売中です。 プリンノセターノが話題になった時、御園さんは取材に対してこう答えていました。 「おっしゃる通り、われわれはプリンをのせたのです。だからノセターノです」
少しのキャッチーさをプラス
お手頃価格でたくさんのフルーツを楽しめる定番商品として企画したフルーツモッターノ。 命名にあたっては、パフェの良さが伝わりやすくて、楽しんでもらえるものを検討したそうです。 「企画段階で『第2弾』を作ろうという考えはありませんでしたが、結果的に第2弾的なモッターノになりました」 商品と名前が連動していて納得性があるところに、少しのキャッチーさをプラスした点がポイントだといいます。 ノセターノに続いてモッターノも話題になったことについては、こう話します。 「私どものチームは、ほんの少しの遊び心を持ちつつ、至って真面目に開発やネーミングを行っています。皆様に面白く突っ込んでいただいたり、楽しんでいただいたりと反応が嬉しいです」 コロナ禍で外食から足が遠のいてしまった人にも喜んでもらえる料理やデザートを、これからも開発していきたいとのことでした。