SF新時代到来の予感！Netflix「三体」壮大な世界観を写したキービジュアル

大ヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のクリエイターが手がける、実写SFドラマシリーズ「三体」がNetflixで3月21日(木)より配信される。このたび、本作の最新予告とキービジュアルが解禁となった。 【写真を見る】Netflixシリーズの中でも、2024年最大の目玉と言われる「三体」 ジェームズ・キャメロン監督をも唸らせたと言われる傑作SF小説を原作とする本作。物語の始まりは、1960年代。愛する父を無惨に殺され、人類に絶望した中国のエリート科学者、葉文潔が宇宙に向けて秘密裏に発信した電波が、とある惑星の異星人に届き、数十年後、地球を揺るがす大災厄へと繋がることに。映像化にあたり、「ゲーム・オブ・スローンズ」のデイヴィッド・ベニオフ、D・B・ワイスが製作総指揮を担当。また、ベネディクト・ウォン、エイザ・ゴンザレス、リーアム・カニンガムら国際色豊かな俳優陣が集結した。「ゲーム・オブ・スローンズ」と本作の両方に出演するジョン・ブラッドリーは「これまでのドラマの中でも最も野心的」と断言している。一方、ショーランナーのベニオフは「この小説はSFというジャンルに、実用科学と壮大な冒険を融合させています。我々は、映像化においてもそれを実現させようとしています。異星文明の脅威が描かれますが、その物語は作品の核となるキャラクターたちとしっかり結びついていて、彼らを中心に展開するのです。“ファンタジーは好きじゃない”と思っていた多くの方々が、『ゲーム・オブ・スローンズ』の大ファンになってくれました。願わくは、普段SFをそれほど好まない方々が、『三体』を気に入って下さればと思っています」と自信を覗かせた。 今回解禁された映像では、現代科学の根幹を揺るがすほどの有り得ない異変に対し“オックスフォードの5人”と呼ばれる有能な科学者たちが解明と解決へと乗り出す様子が静かに映し出されている。“異変”のはじまりは、各国の優秀な科学者の連続自殺。それをきっかけに、夜の星空がチカチカと瞬く“宇宙のウインク”、空全体が謎の“膜”ような存在に覆われる現象など、異星文明の存在を感じさせる驚天動地の事態が頻発していく。そんな迫り来る“人類史上最大の脅威”を打破するためのヒントは、謎に満ちたVRゲームにあった。 滅亡を阻止するために集結した有能な科学者たちは、未曾有の危機から地球を救えるのだろうか？SF新時代の到来さえ期待できる本作の配信開始を楽しみに待ちたい。 文/鈴木レイヤ