日用品や廃品、集めてアートに 箱根ドールハウス美術館で企画展 フランスの「アッサンブラージュ」
箱根ドールハウス美術館(箱根町芦之湯)で、ラジオDJとしても活躍する画家のRIO UMEZAWAさんが「アッサンブラージュ」という技法で手がけた作品が並ぶ企画展「ミクロコスモス~箱の中の小さなお部屋~」が開かれている。来年4月21日まで。 アッサンブラージュは1950年代にフランスのジャン・デュビュッフェが提唱した技法で、日用品や植物、廃品などを寄せ集めて組み合わせることで立体的な作品を構築する。 企画展では、ミニチュアサイズの絵画や版画のほか、RIO UMEZAWAさんが調達したフレンチアンティークを箱の中で組み合わせた作品10点を展示。同館の担当者は「何げなく私たちが使っている物がアートになる。想像力を膨らませる楽しさを感じてほしい」と話している。 毎週火曜日と今月31日~1月3日は休館。入館料は大人1800円、中高大生1500円、小学生1200円。問い合わせは、同館電話0460(85)1321。
神奈川新聞社