Windows 10/11向け2024年4月プレビューパッチ「KB5036980」「KB5036979」が配信開始
米Microsoftは4月23日(現地時間)、Windows 10/11の2024年4月非セキュリティプレビュー更新プログラムをリリースした。 【画像】「Microsoft Store」から選りすぐったアプリを[スタート]画面の[おすすめ]セクションに表示 ・Windows 11 バージョン 23H2:KB5036980 ・Windows 11 バージョン 22H2:KB5036980 ・Windows 10 バージョン 22H2:KB5036979 今回リリースされたのは、米国時間来月第2火曜日に予定されている月例の更新プログラム(パッチチューズデー)に先駆けテストされるプレビューパッチ。セキュリティ関連の修正は含まれておらず、適用は必須ではない。あくまでも新機能をいち早く試してみたいパワーユーザーや、組織で大量のデバイスを管理しており、自社環境への影響を事前にテストしたいIT管理者向けだ。一般のユーザーは来月の「Windows Update」を待っても問題はないだろう。 「Windows 11 バージョン 22H2/23H2」における主な変更は、以下の通り。 ・「Microsoft Store」から選りすぐったアプリを[スタート]画面の[おすすめ]セクションに表示(無効化可能)。今後数週間以内に、よく使うアプリも[おすすめ]セクションに登場する(まだスタートメニューやタスクバーに固定されていないアプリに適用) ・タスクバーのウィジェットアイコンが改善。アイコンのピクセル化やぼやけがなくなるほか、アニメーションアイコンの拡充も開始される ・ロック画面のウィジェットで、信頼性と品質が向上 また、「Windows 10 バージョン 22H2」では「Microsoft アカウント」でのサインインを促す通知が「設定」アプリなどに追加される。 なお、「Windows 11 バージョン 22H2」に対するプレビューパッチの配布は終了する予定だったが、これは延期された。サービス終了の3カ月前まで引き続き実施される。
窓の杜,樽井 秀人