三浦知良が日本代表を現地観戦!W杯でも対戦したポルトガル代表との第1戦は1-4で敗戦 キング・カズ、盟友・木暮賢一郎監督率いる“木暮ジャパン”に熱視線|フットサル
2月4日、フットサル日本代表はポルトガル代表との国際親善試合の第1戦を戦い、1-4で敗戦した。 【映像】名門・FCバルセロナで日本人初のトップチームデビュー!18歳で夢を叶えた原田快「めちゃくちゃ緊張した」
第1ピリオドで痛恨の4失点
日本代表は、ワールドカップイヤーでもある2024年最初の活動としてポルトガルでの海外遠征をスタート。2021年のFIFAフットサルワールドカップ王者・ポルトガル代表との国際親善試合に臨んだ。 試合は、序盤から攻守が入れ替わるスピーディな展開。日本のファーストシュートは2分、左サイドから金澤空がミドルを放つも相手GKに阻まれる。徐々にポルトガルに押し込まれ危ないシーンが続くと7分、右サイドで股抜きヒールパスを通されて失点。続く8分、GKのフィウーザを押し上げた攻撃からのシュートが防がれると、キャッチした相手GKによる正確なパントキックから追加点を許してしまう。さらに13分、左サイドのドリブル突破からゴールを奪われ、リードは一気に3点に。 木暮賢一郎監督はタイムアウトを取り、GKを黒本ギレルメと交代して立て直しを図ったもののチャンスを作りきれず。19分には直接FKから追加点を決められ、4-0で試合を折り返した。 満員の会場となったアリーナは日本にとって“完全アウェイ”の雰囲気に包まれるなか、スタンドには“キング・カズ”三浦知良の姿があった。 三浦は2012年、当時のフットサル日本代表を率いたミゲル・ロドリゴ監督のサプライズ招集を受け、タイで行われたワールドカップに出場。自身初の“W杯”では、グループステージでブラジル、ポルトガルと死闘を演じたゲームで実際にピッチに立ち、フットサル日本代表史上初のベスト16入りに貢献した。現在、UDオリヴェイレンセでプレーする三浦は、自身の試合後に会場に駆けつけ、2012年W杯を共に戦った盟友であり、現在、代表チームを率いる木暮監督の戦いを熱い視線で見守った。 第2ピリオドもポルトガルの攻撃に苦しむ日本だが、立て続けの枠内シュートを黒本がセーブして難を逃れる。すると27分、相手の横パスを奪った平田ネトアントニオマサノリがネットを揺らし、日本はようやく1点を返すことに成功。しかし反撃はここまでとなり、1-4で試合は終了。 第1戦は第1ピリオドの連続失点が大きく響く敗戦となった。