デアデビルやアイアンハートも登場 ディズニープラスで配信予定のマーベル作品特別映像
これまで数々のマーベル作品を配信してきたディズニープラスより、2024年のこれからと2025年にかけて配信を予定しているマーベル作品のラインナップを一挙に紹介する特別映像が公開された。 【写真】『デッドプール&ウルヴァリン』配信ビジュアル 2025年3月より独占配信される『デアデビル:ボーン・アゲイン(原題)』は、昼は弁護士、夜は法では裁ききれない悪へと立ち向かう盲目のヒーロー、マット・マードックことデアデビル(チャーリー・コックス)が主人公の新たなドラマシリーズ。マット・マードックは、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で殺人の冤罪をかけられたピーター・パーカーの助っ人弁護士としてサプライズ登場しているほか、ドラマシリーズ『シー・ハルク:ザ・アトーニー』にも先行して登場している。本作では、活気ある法律事務所で正義のために戦うマットと、ニューヨークで政治活動に取り組んでいながら、裏社会の犯罪王でもあるマットの宿敵・キングピンことウィルソン・フィスク(ヴィンセント・ドノフリオ)との、避けられない衝突が描かれる。特別映像では、きっちりとスーツを着こなした弁護士の姿と、大迫力のアクションをぶちかますヒーロー姿の両者が映し出されている。 2025年1月より独占配信されるのは、『ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン(原題)』。お馴染みの愛称“親愛なる隣人”がタイトルに冠された、スパイダーマンの新アニメーションシリーズだ。高校1年生のピーター・パーカーがスパイダーマンになるまでの道のりを、初期のコミック本のルーツを讃えるスタイルで描く。MCU作品では、アイアンマン、ニック・フューリー、そしてドクター・ストレンジがピーターのメンターとして彼を導く姿が描かれたが、本シリーズでも彼のメンターのような存在が登場するのか。プロデューサーを務めるブラッド・ウィンダーバウムは「本当にみんなを驚かせる、控えめに言ってアメイジングな作品」と語っている。 2025年6月より独占配信される『アイアンハート(原題)』は、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』でMCU初登場を果たした天才発明家リリ・ウィリアムズ(ドミニク・ソーン)が主人公のドラマシリーズ。アイアンマン以来最も先進的なアーマースーツを発明するキャラクターで、原作コミックスではアイアンマンの後継者とされている。『ワカンダ・フォーエバー』では、ワカンダと自身のテクノロジーを集結させた新スーツを纏う“アイアンハート”となり、ワカンダに迫る危機にブラックパンサーと共闘した。本作では、製作総指揮に『ブラックパンサー』シリーズの監督を務めたライアン・クーグラー、共演には『ツイスターズ』などのアンソニー・ラモス、『オッペンハイマー』などのオールデン・エアエンライクが発表されている。特別映像では、メタリックなスーツに身を包み軽快に飛び回る姿、そしてトラックを軽々と吹き飛ばす様子が映し出されている。 12月より独占配信されるのは、『ホワット・イフ…?』シーズン3。ケヴィン・ファイギをはじめとする制作スタッフ陣が、実写作品で実際に描かれた出来事をベースに、MCUの登場人物たちのありえたかもしれない様々な“もしもの物語”を描く、人気アニメーションシリーズの新シーズンだ。アベンジャーズの人気キャラクターが次から次へと登場し、実写作品では描かれることのなかった別の運命が描かれている。 2025年10月より独占配信される『マーベル・ゾンビーズ(原題)』は、新世代のヒーローたちが、拡大し続けるゾンビの脅威と戦う物語を描くアニメーションシリーズ。『ホワット・イフ…?』シーズン1の第5話「もしも…ゾンビが出たら?」にて、ゾンビ・ウィルスに感染したアベンジャーズが登場したが、繋がりはあるのだろうか。特別映像ではゾンビと化したキャプテン・アメリカの姿が映し出されている。 2025年12月より独占配信される『ワンダーマン(原題)』は、俳優を本職とするワンダーマンを主人公にした新たなドラマシリーズで、主演を『アクアマン』や『ウォッチメン』のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世が務める。本作の映像は今回の特別映像内で初公開となるが、ワンダーマンがオーディションを受けている様子が映し出されるほか、『アイアンマン3』では元舞台俳優の架空のテロリスト“マンダリン”として登場し、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』にも登場したトレヴァー(ベン・キングズレー)がワンダーマンとともに行動する様子が捉えられている。 2025年8月より独占配信されるのは『アイズ・オブ・ワカンダ(原題)』。ブラックパンサーの本拠地、そして彼のスーツやキャプテン・アメリカの盾にも使用されている金属・ヴィブラニウムの原産国としてMCUにも登場してきたワカンダ王国。本作はそんなワカンダの歴史を通じて、危険なヴィブラニウムの遺物を回収するために世界中を旅する任務を与えられてきた勇敢な戦士たちを描くアニメーションシリーズである。 そして、特別映像のラストに登場するのが、11月12日より見放題独占配信される『デッドプール&ウルヴァリン』。7月24日に日本で世界最速公開を迎えた本作は、公開から5日間で興行収入が約8億円、動員数が約49万人のシリーズ史上最高のオープニングを記録。さらに、公開から41日(9月2日時点)で前作『デッドプール2』、『デッドプール』を超え、シリーズ史上最大の興行収入21億円、動員数約131万人超えを記録し、歴代No.1となっている。戦う動機は超個人的、破天荒でなんでもアリの“クソ無責任ヒーロー”デッドプール(ライアン・レイノルズ)と、クソ真面目でキレるとヤバい“最恐アウトロー”ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)の、全く異なる個性のR指定ヒーロー2人が暴れまわる過激なアクションエンターテインメントがついにディズニープラスに登場する。
リアルサウンド編集部