６月１２日朝、津山市の山中でツキノワグマがわなに捕獲されているのが見つかりました。市内でクマが捕獲されたのは２０２４年度３例目です。 捕獲されたツキノワグマは体長１メートル４０センチ、体重５７キロ、推定１２歳のオスと見られています。午前６時半ごろ、津山市上高倉の山で、イノシシ・シカ用のわなに捕獲されているのを地元の人が見つけました。 （第１発見者） 「ここへかかって木に登っていた。足が（わなに）かかっていた。（ここまで下りてくるのは）初めて。気を付けないと。」 見つかった場所の近くにある小学校ではクマが出没したことを受け急遽、職員らが下校する児童に付き添い、子供たちの安全を見守りました。 （高倉小学校　建元貞昭校長） 「クマ対応のパンフレットをもらっていたので、指導したり注意喚起をしたい。」 津山市内でクマが捕獲されたのは２０２４年度に入って３例目です。６月頃からはクマが繁殖時期に入り活動が活発になるということで、市は、山林に入る場合は十分注意するよう呼び掛けています。