総選挙の出口調査でメディアは老人だけを選ぶ? サンプル調査のため全員には聞かない【ファクトチェック】
判定
衆議院選挙で報道機関が実施する出口調査について、「自分は調査されなかった、報道機関の出口調査は老人ばかり選んでいる」という言説が拡散しましたが、誤り。出口調査は選挙報道に欠かせない手法で、異なる世代の有権者に取材をしている。また、偏りをなくすため、投票したすべての人に聞くのではなく、一定の間隔をおいて調査している。
あとがき
選挙のたびに、投票締切直後の当選確実報道は不正選挙だからだなど、報道や選挙そのものの公正性を否定する言説が拡散します。 日本ファクトチェックセンター(JFC)では、これまでもこうした言説を検証しています。参考にしてください。 開票機器大手「ムサシ」の筆頭株主は安倍晋三氏で票を操作? 選挙のたびに拡散する誤情報【ファクトチェック】 衆院補選「8時に当確はおかしい」「不正選挙だ」?【ファクトチェック】(いずれも関連記事で確認してください) 検証:宮本聖二 編集:古田大輔、藤森かもめ、野上英文 判定基準などはJFCファクトチェック指針をご参照ください。