【大分】爆発事故受け再発防止を要請
大分朝日放送
大分県臼杵市の造船会社で作業員1人が死亡した事故を受け、大分労働局が安全管理の徹底を大分県内の関係団体に要請しました。 10月16日、大分県臼杵市の造船会社で爆発事故が起き、建造中の船の機関室で塗装作業をしていた73歳の男性が亡くなりました。 会社によりますと、塗料から出る可燃性のガスが機関室に充満し外からの溶接の火の粉で発火した可能性が高いということです。 換気の悪い場所で塗装作業をすると同じような事故が起こる危険性があることから、大分労働局は5日付けで、建設業や製造業で作る協会など19の団体に安全管理を徹底するよう要請しました。 火災が発生する恐れのある場所では風通りを良くし、可燃性の粉じんを取り除きながら作業を行うことや、必要に応じて立ち入り禁止などの措置を取るよう求めています。