高田文夫氏“監督”塙宣之に賛辞「日本のマイケル・ムーア」 『漫才協会』映画の“ムダ”は「土屋の消しサカです」
映画『漫才協会 THE MOVIE ~舞台の上の懲りない面々~』(3月1日公開)完成披露プレミアム上映会舞台あいさつが6日、都内で行われ、ナイツ、高田文夫氏、サプライズゲストとして松本明子が登壇した。 【写真】仲良く笑顔でポーズを決めるナイツ 2023年漫才協会会長に就任したナイツ・塙宣之による数々のバラエティ番組でのプレゼン、『水曜日のダウンタウン』(TBS)で大きな反響を呼んだ、おぼん・こぼん仲直り企画などで、演芸ファンのみならず、一般にも広く知られるようになった一般社団法人漫才協会。漫才協会に所属する芸人たちの悲喜こもごもを追ったドキュメンタリーとして、本作が初監督作品となる塙のメガホンで映画化された。 2023年12月現在、124組、215人が所属する漫才協会の芸人たちから、ナイツ、U字工事をはじめ、青空球児・好児、おぼん・こぼんといったレジェンド芸人、錦鯉などのテレビで人気の芸人、さらに協会外からも爆笑問題、サンドウィッチマン、ビートきよしなど、数多くの芸人たちがスクリーンに登場している。 この日のイベントで、高田氏は塙について「常にドキュメントの目をもって生きていますから。彼のことは、日本のマイケル・ムーアと呼んでいます」と賛辞。「75年見てきた、大衆芸能研究家としては、めちゃくちゃうれしい」と太鼓判を押すと、塙が「こんなに詳しいのは高田先生か(『東京漫才全史』を出版した)神保喜利彦かって言われていますから」と声を弾ませた。 “お気に入りのシーン”について話す場面では、高田氏が「これだけはムダだなと思ったのは、土屋伸之の消しサカです(笑)」とチクリ。塙が「あれでも10分くらい削っています(笑)」と呼びかけると、土屋も「塙さんが協会のためにやっている裏で、相方は消しゴムサッカーばっかりやっている、しょうがないなという引き立て役として。僕だってやりたくなかったですよ」と笑わせていた。