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マイケル・ジャクソンの息子ブランケット・“ビジ”・ジャクソンがマイケルの母、つまり自分の祖母キャサリンと対立していることが明らかになった。 【写真】マイケル・ジャクソンが遺した伝説的ファッションスタイル11

きっかけはマイケルの作品の権利。遺産執行人のジョン・ブランカとジョン・マクレーンは権利を売却しようと動いてきた。遺産管理財団は多額の負債を抱えていて現金が必要だと主張していた。ブランケットとマイケルは売却に反対、遺産執行人らと裁判で闘ってきた。しかし裁判所は遺産執行人に売却先を見つけることを認める判決を下した。キャサリンはこれに上訴していたが、ブランケットは裁判から離脱。上訴には関与していなかった。ブランケットの弁護士はその理由を「上訴は成功しないと感じているから」だと説明。高額な弁護士費用で遺産を減少させたくないと語っているという。エンタメサイト「TMZ」が報じている。

GETTY IMAGES /プリンス・ジャクソン、キャサリン・ジャクソン、ブランケット・ジャクソン、パリス・ジャクソン

ブランケットとキャサリンの足並みが乱れていることが注目を集めていたが、さらにブランケットがキャサリンに対してこれまで遺産から出していた弁護士費用を返すように求めていることが明らかになった。ブランケットは今週初めに裁判所に書類を提出。裁判所の判決に対して不服を申し立てるまでにかかった「妥当な弁護士費用」をキャサリンが払い戻すよう、裁判所に「最善の判断を下す」ように要求した。

弁護士費用の額は明らかになっていないが、今月初め新聞「デイリーメール」はキャサリンが遺産執行人のブランカとマクレーンに対して法廷闘争にかかった費用56万1548ドル（約8,500万円）を要求していると報道。2人がそれを拒否する書類を裁判所に提出していることも明らかにしていた。 ちなみに遺産管理財団は裁判所の判決を受けて売却先を見つける作業を続行。先月、ソニーグループにマイケルの楽曲の権利の半分を6億ドル（約910億円）で譲渡すると発表している。 マイケルの長男プリンスと長女のパリスは、遺産執行人が作品の権利を売却することに関して「自分の立場は公開しないことを求める」と発表。キャサリンの訴訟には最初から関わっていない。キャサリンとブランケットがこれからどのような動きを見せるのか、続報を待ちたい。