【独自】兵庫県元副知事が補助金増額を指示した県職員メモ 阪神・オリックスの優勝パレードの約1週間前
6月20日 斎藤元彦知事記者会見 「令和5年11月23日のパレードについて信用金庫への県補助金を増額し、キックバックさせることで補ったとありますがそのような指示をしたことはございません」
では、県内の金融機関は、阪神・オリックスの優勝パレードの協賛金としていつ兵庫県に寄付したのか?こちらは、寄付の日付が記された資料です。2023年11月17日から30日の間に、県内13の金融機関から県が協賛金を受理していて、片山元副知事が補助金の増額を指示したと見られる14日から16日よりも後だったことが分かります。7月の記者会見後、一連の疑惑について片山元副知事に取材を試みましたが、回答は得られませんでした。告発文書に書かれた疑惑に対する丁寧な説明が求められています。 この疑惑について県内のある信用金庫は、片山元副知事が依頼に来たのは事実だが、「補助金増額の話はなかった。全く知らなかった」と話しています。
複数の関係者「元課長は補助金の増額には関与していない」
また文書には、優勝パレードを担当し、2024年4月に亡くなった元課長が「一連の不正行為と調整で精神が持たず、病んでいた」などと記されていましたが、複数の関係者が、「元課長は警備やコスト削減、大阪府などとの調整に苦労していたが、補助金の増額には関与していなかった」と、証言しています。
サンテレビジョン