“原爆の父”を描いた伝記映画「オッペンハイマー」広島・長崎で特別試写会が開催
“原爆の父”として知られる実在の物理学者J・ロバート・オッペンハイマーの伝記映画「オッペンハイマー」の特別試写会が、被爆地である広島と長崎で3月中旬に開催されることが発表された。 【動画】映画「オッペンハイマー」特別映像 本作は第2次世界大戦下、原子爆弾の開発に関わり、世界の運命を握ったオッペンハイマーの栄光と没落を描いた作品。キリアン・マーフィーがオッペンハイマーを演じ、「ダンケルク」「TENET テネット」のクリストファー・ノーランが監督を務めた。日本時間3月11日に授賞式が行われる第96回アカデミー賞では、作品賞を含む最多13部門にノミネートされている。 両会場ともに特別ゲストを招いたトークと観客との質疑応答を開催。広島には長年核兵器反対を訴える元広島市長の平岡敬、広島で創作活動を行うアメリカ出身の詩人・絵本作家のアーサー・ビナード、広島出身の映画監督・作家である森達也、長崎には長崎県被爆者手帳友の会の会長を務める朝長万左男、現代アメリカ政治外交を専門とする政治学者の前嶋和弘が登壇する。なお一般の受付は行わず、地域招待者のみ参加可能だ。 「オッペンハイマー」は3月29日より全国でロードショー。現在、YouTubeでは監督やキャストのインタビューを交えた特別映像が公開されている。 ※「オッペンハイマー」はR15+指定作品 ■ 広島「オッペンハイマー」特別試写会 2024年3月中旬 第1部:上映 第2部:トークショー、質疑応答 <登壇者> 平岡敬(元広島市長)/ アーサー・ビナード(詩人・絵本作家)/ 森達也(映画監督・作家) ■ 長崎「オッペンハイマー」特別試写会 2024年3月中旬 第1部:上映 第2部:トークショー、質疑応答 <登壇者> 朝長万左男(長崎県被爆者手帳友の会 会長)/ 前嶋和弘(政治学者) (c) Universal Pictures. All Rights Reserved.