【写真：Getty Images】

　国内外の移籍市場が活発になった現代サッカー。しかしその中でもワンクラブマンとしてクラブに忠誠を誓う選手がいる。今回はデータサイト『transfermarkt』から現役J2リーグ選手の同一クラブ在籍年数ランキングを紹介する。※現所属クラブでの在籍期間を扱う。在籍年数、成績は3月2日時点。

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19位：内田航平 生年月日：1993年5月19日 所属クラブ：徳島ヴォルティス 在籍年数：6年1ヶ月27日 　19位にランクインしたのは徳島ヴォルティスに在籍している内田航平だ。現在チームの副キャプテンを務める内田は、2018年冬に水戸ホーリーホックから加入して6年間徳島でプレーし続けている。 　世代別サッカー日本代表候補にも選出され、ボール奪取能力に優れたボランチとして水戸で定位置を掴んでいた内田は、徳島加入後はセンターバックとして起用されていくこととなる。加入初年度の2018シーズンは怪我の影響もありリーグ戦の出場が1試合にとどまったが、2020シーズンにはリーグ戦38試合出場1ゴール2アシストをマークし、クラブのJ2優勝に大きく貢献している。 　しかし徳島の7シーズンぶりのJ1挑戦となった2021シーズンは負傷により長期離脱を強いられリーグ戦の出場は2試合のみとなり、クラブもJ2降格と悔しいシーズンを送った。 　近年の内田は負傷が多く、シーズンを通して継続的にプレーすることが難しい現状となっている。だが、ビルドアップ能力の高さを特徴とし、ボール保持時に重要な役割を担う内田はJ1昇格に向けて依然として重要な選手だ。現在も負傷離脱中であるが、早期復帰しクラブを再びJ1に導けるか。