市役所連絡所跡地にカフェ JR白岡駅西口に アプリ決済を導入 キャッシュレスで商品購入 「地域の拠点に」
埼玉県白岡市のJR白岡駅西口の市役所連絡所跡地にできた「シラオカフェ」のオープンセレモニーが19日、開かれた。 市役所連絡所跡地に整備された「シラオカフェ」の店内【写真1枚】
シラオカフェは物販スペースや自動販売機を活用したカフェスペース、独立した喫煙所スペースなどがある。 シラオカフェは、同市とNTT東日本埼玉支店が結んだ「多分野連携に関する協定書」に基づく取り組みの一環。カフェでは、テルウェル東日本が提供するスマートストアシステム「セルフスキャン型スマートフォンアプリ決済」を導入。物販では専用のアプリ「ピックスルー」でキャッシュレスで商品を購入する。 同アプリを使って決済ができる店舗は全国で120カ所あるが、多くは企業内にある社員専用の店舗という。地域住民が同アプリを使って購入できる店舗は関東初。 白岡市の藤井栄一郎市長は「物販などこれからさまざまなことを行っていこうと思っている。地域の拠点となるようにしていきたい」と述べた。 NTT東日本埼玉支店第二ビジネスイノベーション部まちづくりコーディネート担当の市川浩平課長は「地域でのDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の第一歩になれば」と語った。