国内の“移植医療”について議論 心臓移植手術は“5年待ち”…環境整備求められ
日テレNEWS
日本の移植医療について考えるシンポジウムが開かれ、国内の移植件数が少ない現状などについて話し合われました。 日本の移植医療をめぐってはドナーが足りず、世界的にみても移植件数が少ないのが現状です。特に心臓移植に関しては移植を希望してから手術までに5年ほどかかり、早期に移植が出来る環境整備が求められています。 こうしたなか、30日のシンポジウムでは、移植を受けた当事者や提供者の家族らがいまの思いや国内の移植医療の発展を訴えました。 日本移植会議の小栁仁代表理事は、日本では提供者の家族への感謝、顕彰が行われていないなどと指摘した上で、「この会議を通じて、日本の移植医療に何が足りないのかを国民に問いかけたい」とコメントしました。