「3バックの右として完璧」冨安健洋にセリエA王者が関心と現地報道!「取引が進む可能性がある」
「最終的には移籍に至っていない」
実績があるだけに、定期的に関心報道が浮上するのも不思議ではない。 インテル専門サイト『InterLive.it』によると、同クラブがアーセナルの冨安健洋に関心を寄せているという。ヤン・ビセックを放出した場合の後釜として興味を抱いているようだ。 【PHOTO】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの厳選ショットを一挙お届け! 23歳と若いビセックは昨年夏にインテルに加入。当初は無名の存在だったが、シーズン途中から一定の出場機会を獲得。1年目にセリエAで16試合、チャンピオンズ・リーグで3試合に出場した。 そして今夏はさらに評価を高め、セリエA開幕戦でスタメンに抜てき。終了間際にハンドでPKを献上し、2-1とリードしていたチームが白星を失うきっかけとなってしまったが、それまでのパフォーマンスは高く評価されている。 以降のリーグ戦2試合でピッチに立つことがなかったビセックだが、安価で加入したこともあり、一定価格で売却すればキャピタルゲインも大きいと言われている。若い有望株だけに、欧州各地からも熱い視線を注がれているようだ。 そしてInterLive.itは、インテルがビセックを売却した際に冨安が注目されると報じた。かつてボローニャでレギュラーとしてプレーした冨安は、セリエAをよく知っている。 同メディアは「まだ若く、攻撃面でのプッシュという点でも、守備でのカバーリングに関しても、3バックの右CBとして完璧だろう」と伝えた。 「評価額は1500万ユーロ(約25億5000万円)だが、インテルは買い取り義務つきレンタルでまとめようとするかもしれない。この条件なら、近く取引が進む可能性がある。ただ、忘れてはいけない。インテルは近年、しばしば彼への関心が報じられてきたが、最終的には移籍に至っていない」 実際、冨安がアーセナルでの成功を望んでいるのは周知のとおりだ。特にレンタルでの移籍は難しいだろう。ただ、近年はイングランドでフィジカルの問題に苦しんでいるのも確か。可能性は低いと思われるが、今後進展があるか注目だ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部