池田エライザ 来年初夏公開映画「リライト」主演 タイムリープ題材
俳優でアーティストの池田エライザ(28)が、来年初夏公開の映画「リライト」(松居大悟監督)に主演することが4日、分かった。 法条遥氏の同名青春タイムリープ小説が原作。みずみずしい青春の感性を切り取ってきた松居監督と、監督にとっての師匠でもある劇団「ヨーロッパ企画」主宰の上田誠氏が脚本で初タッグを組み、タイムリープ作品の最高峰「時をかける少女」へのオマージュを込めて、広島・尾道でオールロケを敢行した。 ストーリーは高校時代に未来人の転校生・保彦と出会い恋をした主人公の美雪(池田)が10年後、約束をかなえるために10年前からタイムリープしてくる自分を待っていたが、なぜか自分は来なかった―という不思議な導入からスタート。誰かが過去を書き直し(リライト)していることに気づき物語が展開されていく。 女子高校生とその10年後の自分を演じ分けた池田は「美雪として過ごした日々は1年以上経った今も鮮烈に残っています」と感慨。「眩(まばゆ)いばかりの甘苦い青春も、脇目も振らず一つのことに打ち込んだ日々も、きっと劇場にお越しになる皆さまにとっての、夏の思い出になると思っています」と語った。 転校生の保彦役は「STARTO ENTERTAINMENT」のジュニア・阿達慶(19)がオーディションで抜てき。映画デビュー作が未来人という難しい役柄だったが「保彦として撮影した僕の高校生最後の夏を、2025年の夏に皆さんにお届けできる事がすごく幸せ」と語った。
報知新聞社