列車走行中に津波発生を想定に避難訓練 大分
大分放送
走行中の列車で津波の発生を想定した避難訓練が大分県佐伯市で行われ、関係機関が非常時の連絡体制を確認しました。 【写真を見る】列車走行中に津波発生を想定に避難訓練 大分 この訓練は緊急時に乗客の迅速な避難誘導につなげようと、JR九州大分支社が毎年、実施しています。30日は社員のほか、地域住民や警察などおよそ60人が参加。ワンマン列車が走行中に震度6レベルの地震が発生したあと、大津波警報が発表されたという想定で行われました。訓練では運転士が列車を緊急停車させると、乗客と協力して避難シューターを設置。全員を列車から降ろして近くの高台にある神社まで避難させました。 (JR九州大分支社・吉野敏成支社長)「連絡・協力体制をスムーズに図れているか確認できたし、非常に有意義だった。乗務員に向けた定期的な教育・訓練を重ねていきたい」 また、JR佐伯駅では列車内で乗客を脅す男を通報を受けた警察官が取り押さえる不審者対応訓練もあわせて行われました。
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