【マリーゴールド旗揚げ記念対談vol.1】ジュリアvsビクトリア弓月~前編~期待の19歳はなぜスターダムを辞め、マリーゴールド旗揚げに参加したのか【週刊プロレス】
ジュリア断言、「弓月はブッ飛んでる」
ジュリア (無視して)スターダム時代は弓月とぜんぜん接点がなくて。深くかかわるようになったのが旗揚げ会見とか撮影とか、ここ2、3日なんだけど、少しずつわかってきた。ブッ飛んでる、普通じゃないよ。 弓月 えー! どのへんがブッ飛んでるんですか!? めちゃめちゃ普通だと思うんですけど。 ジュリア まず冷蔵庫と冷凍庫の区別がついてない。 弓月 あ…。実家で使ってたのといま使ってる冷蔵庫の作りが違って…(と言い訳を続ける)。 ジュリア ある時小川さんにハンバーグを作ってあげたらしいんだけど、食べようとした時にはカチコチだったみたい(笑)。それに時代が令和になったとはいえ、プロレス界は上下関係は厳しい世界じゃないですか。 ――粗相して、食らわした食らわされたみたいな話は男女問わず、いまでも聞きますね。 ジュリア ほかの子が弓月みたいな対応をしたら「なんだ、コイツは」ってなりかねない。だけど、この子のはちょっとクスッとしちゃう。 ――みんなから、とくに上の世代から愛されるタイプですよね。 弓月 時々言われます(ニッコリ)。 ジュリア こういう時、普通は謙遜するけど、素直に受け入れるんだよ(笑)。 弓月 でも、だからか同世代からは嫌われがちで…。 ――そこもわかってるのが素晴らしいですね(笑)。 ジュリア でもさ、上の人から好かれるっていうのはある意味才能だから。ただ、あまりに社会を知らない。上座下座とか知らないでしょ? 弓月 カミザ?(きょとんした表情)。 ジュリア そういう部分は私がちゃんと叩きこんでやりますよ、どこに出しても恥ずかしくないように。 弓月 嬉しいです! ――なぜスターダムを辞めてマリーゴールドに合流しようと思ったんですか? 弓月 小川さんについていきたい、小川さんが創り上げる女子プロレス、小川さんのプロレス脳にひかれたからです。 ジュリア 小川さんのプロレス脳ってなに? 弓月 …えー? ジュリア おいおい(苦笑)。 弓月 直感です! 小川さんについていけば間違いないなって。 ――とはいえデビュー5カ月、19歳での退団&移籍。迷いや不安はなかったですか? 弓月 ありました。直感で動くタイプではあるんですけど、ほかの人の意見に流されちゃうタイプでもあるので。去年の終わりぐらいから「今後どうなるんだろう?」みたいな感じになってたじゃないですか。 ジュリア 小川さんが辞めるとか新団体作るみたいなウワサが流れたもんね。 弓月 はい。その時、いろんな先輩方に話を聞いたりアドバイスをもらったり。誰が行くとか誰が残るとか、スターダムさんからは条件とかも出されて、私もどうしようどうしようってめちゃめちゃ迷って。けっこう重大なことなのに、他人に流されそうになったり。だから直感にしました、小川さんについていこうって。