3週間前に骨折の松倉信太郎の勝利の陰に武尊の言葉「まっつん! 逆にこれは開き直れるチャンスだよ」【K-1】
新生K-1第2章の第2弾大会となる「K-1 ReBIRTH2」(12月9日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で松倉信太郎(team VASILEUS)がK-1 WORLD GPミドル級王者のハッサン・トイ(トルコ/Team Toy)に挑戦し、延長にもつれ込む接戦の末、2-1の判定で勝利を収め、悲願のK-1王座を獲得した。 2人は今年6月に行われた「初代ミドル級王座決定トーナメント」の決勝で対戦し、トイが1R42秒でKO勝ちを収めている。 1R、ともにオーソドックスの構え。トイが前蹴り、松倉は右ロー。トイは踏み込んで左フック、そしてヒザ蹴り。トイは高い前蹴りと左フックで松倉を下がらせる。そして左ハイ、右ローを的確に打ち込んでいく。松倉は右ロー。トイはスイッチして左ストレート。トイの強烈な左ボディー。松倉は手が出ない。トイはスイッチして右ロー。トイの右ローに松倉がカウンターでワンツー。松倉は奥足へのロー、右ロー。トイがスイッチすると右インロー。
2R、トイはサウスポーに構える。スイッチしパンチを連打のとい松倉は右カーフ。トイの左フックに松倉が左フックをカウンター。そしてパンチを連打。トイはスイッチを繰り返す。松倉のインローがローブローで中断。ペースをつかんだ松倉が圧をかけるが手数は少ない。トイがパンチを出すと松倉はカウンターの左フック。松倉は詰めて左右のボディーを連打。ガードを固めしのぐトイ。トイはロープ伝いに逃げてロー、パンチを返す。松倉は前に出てパンチを当てていく。 3R、トイは右ローと左ボディーを嫌がりサウスポーでスタート。松倉のインローがローブロー。再開後、トイはサウスポーで右フック。スイッチを黒返し、右フック、右ストレートを打ち込んでいく。松倉は右インロー。トイは飛騨rストレート、左ミドル。松倉も右ミドルを返す。松倉は圧をかけて右インロー。松倉が右ストレートをヒット。そして右ボディー。トイが左ストレートも松倉がパンチの連打を返す。 本戦は30-29、29-29、28-29の1-1のドローで延長に。