フォーミュラE東京ePrixのPRイベントが東京都庁でスタート。観戦チケットの抽選販売申込の受付も開始
フォーミュラE東京ePrixのPRイベントが、東京都庁でスタート。そのオープニングセレモニーが、東京都の小池百合子東京都知事とフォーミュラE・オペレーションズのジェフ・ドッズCEOが出席して行なわれた。また、観戦チケットの予約販売も開始。申込者多数の場合は抽選での販売となる。 【写真】フォーミュラE東京ePrixのコース図 2024年の3月30日に初開催となるフォーミュラEの東京ePrix。そのコースをレーシングシミュレータで先行体験できるのが、このPRイベントである。東京都庁1Fの特設会場にシミュレータが設置され、東京ビッグサイトの外周に設置されるコースを、誰でも楽しむことができる。このシミュレータは1月24日までの連日、10時から18時まで体験できるようになっており。 このオープニングイベントに登場した小池都知事は、「フォーミュラEの東京大会を盛り上げるべく、会場となります東京ビッグサイト周辺のコースをご体感いただけるよう、これから1週間、シミュレータを都庁に設置します。都民の皆様に、ひと足先にレースの迫力を、ドライバー目線で味わっていただきたい」と語った。 また小池都知事は、東京ePrixの開催と並行して、3月30日と31日に、E東京フェスティバル2024と題されたイベントも実施することを明らかにした。このイベントでは、東京ePrixのパブリックビューイングも実施されるという。 小池都知事は、次のように続けた。 「地球環境にやさしいモビリティの魅力を身近なところで体感していただくための試みを一緒に楽しみ、ワクワクするような未来に向け、そして脱炭素化の手段として、ZEVの普及を一気に加速させていきたい」 なおドッズCEOも、東京ePrixに向けた期待感を語った。 「2ヵ月後には、22人の素晴らしいドライバーたちが、この東京の中心にできる素晴らしいサーキットを走ることになります」 「たくさんの方々に、東京の中心に出来るサーキットにお越しいただき、フォーミュラEの魅力を楽しんでいただきたいと思っています」 なおこのオープニングイベントでは、小池都知事がシミュレータを体験。クラッシュしないよう、非常に慎重なドライビングを披露した。 これを見たドッズCEOは「非常に安全な運転だった。佐藤琢磨や角田裕毅なら、おそらくそんなに慎重には走らないだろうけどね」とジョークを飛ばした。 なお東京ePrixの観戦チケットは、18日から予約販売がイープラスでスタート。1月25日23:59まで、先行販売の申込を受け付けるという。申込者多数の場合は抽選での販売となるようだ。
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