「琉球人アイデンティティ」を利用 中国の対日工作で仲村氏
一般社団法人日本沖縄政策研究フォーラム(仲村覚理事長)は21日、豊見城市で中国の対日工作や共産主義の脅威をテーマにしたセミナーを開き、講師を務めた仲村氏は県民の「琉球人アイデンティティ」が日本との闘争に利用されていると指摘した。 共産主義にだまされやすい沖縄の人の特徴として①琉球王国は日本に滅ぼされたと信じている②被差別意識が強い③日本の繁栄を望む意識が薄い④日本人としてのアイデンティティが薄い―ことなどを挙げた。 沖縄の基地反対派がよく使う「差別」「先住民族」「沖縄の自己決定権」といった言葉について「言葉の意義を明確にすべきで、あいまいな定義にだまされないようにしてほしい。(恣意的な言葉は)『革命闘争』に利用される」と警鐘を鳴らした。 沖縄で共産主義に対抗する方法として「正しい日本と歴史と沖縄の歴史を知り、日本人としての誇りとアイデンティティを持つ」ことなどを訴えた。