【ルヴァン杯】就任3年目の指揮官・松橋力蔵監督は虎視眈々と“てっぺん”見据える 名古屋にはリーグ戦で完敗も「やられたらやり返す!」
“日本一”のサポーターとともにてっぺんの景色を
ルヴァン杯の決勝進出はクラブとして初めて。ただ、松橋監督は、そこに特別な思いを抱いていない。 「新潟としては歴史的なことであったり、初の決勝進出であったりとか、そういう言葉もよく聞くが、“今”を大事に戦いたい。今、このメンバーでつかんだもので、これはスタッフもそうだし、今我々をサポートしてくださる皆さんの力もあって、この場に立てると思っているので、その一瞬を大事に戦うということに頭は向いている」 決勝当日は上越新幹線が増便され、試合チケットも完売するなど、新潟サポーターは大きな盛り上がりを見せている。 彼らのことを松橋監督はたびたび「日本一のサポーター」と表現する。 「僕が新潟に来て1年目のとき、まだ新型コロナの影響でお客さん入らない、そういう状況からのスタートだった。だが、徐々に緩和されて多くのお客さんの前でプレーができるようになった中で、常にどこでもホームのように多くの方が来てくれるし、大きな声援を我々に送ってくれる。本当に力になる」 そのサポーターたちの応援に応えるためにも、やはり見据えるのは“てっぺん”だ。 「今ある全ての力を結集して、我々だけではなくて支えてくださるファン・サポーターの方も含めて、全員でそこに向き合いたい」 果たして新潟は新たな景色を見ることができるのか…サポーターも含めたクラブの真価が問われるルヴァン杯の決勝は11月2日に国立競技場で行われる。 (NST新潟総合テレビ)
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