仮設住宅の孤立を防ぐ 「イベント開催で地域コミュニティの再建を後押し」 石川県議会が開会
石川県議会6月定例会が28日開会しました。馳浩知事は、被災者の孤立防止に向け仮設住宅でイベントを開くなどして地域コミュニティの再建を後押しすると述べました。 県議会の6月定例会では、一般会計の総額で742億円余りとなる補正予算案が提出されました。このうち能登半島地震からの復旧・復興には393億円余りが充てられ、液状化した地盤の改良や住宅の傾斜の修復費用の補助、なりわい再建に向け仮設店舗の整備に向けた支援などが盛り込まれています。 馳知事は被災者の孤立防止や健康維持に向け、戸別訪問や相談支援を行うとともに、市町やNPOと連携し仮設住宅で地域のつながりを深めるイベントを開き、地域コミュニティの再建を後押ししていくと述べました。 県議会6月定例会は、31日から質問戦に入ります。
北陸放送