「将来的に勝ちパターンも十分に」「シートバッティングから全部含めての1号」ソフトバンク小久保監督の一問一答
◆ソフトバンク8―1ロッテ(4日、ペイペイドーム) ソフトバンクが初回の6得点などで圧倒した。今季いずれも最多の11安打8得点。開幕から2カード連続の勝ち越しを決めた。試合後、小久保監督の一問一答は以下の通り。 ■「えーっ!ラブラブですやん」柳田が夫人と2ショット【写真】 ―大津が先発で初勝利。 「初回、(味方が)6点取った後で、ピッチャーはすごく投げにくい展開だったんですけどね。走者は出しましたけど、ホームを踏まさずに。初先発、非常に良かったと思いますね」 ―どこが良かった。 「球種が多いピッチャーなので横から見ていたら何を投げているか分からないんでけど。低めに集めるところは集めながら、真っすぐで押すとこは押して、チェンジアップも有効的に使っていた。ヒットは打たれましたけど、連打を許すことなく粘り強く投げてくれました」 ―降板後に声をかけていいた。 「ナイスピッチングということと、最後100球を超えたところぐらいで少しへばりましたのでね。彼の課題はスタミナとはっきりしている。これからプロ野球でローテーションの軸になっていくには、しっかりスタミナをつけるのが明確な課題だと思います」 ―初登板の投手陣も好投。 「杉山は先頭バッターにツーベースを打たれましたけどね。今年2月のキャンプからの伸びというか成長がそのまま出たピッチングだったと思います」 ―新人はストライクでどんどん勝負。 「そうですね。僅差のところでいってもあれぐらい投げられるんだったら将来的に勝ちパターンも十分に考えられるピッチャーだなと感じました」 ―近藤に待望の一発。 「昨日のセンターフライもそうだけど(それまでの最多)11本の選手が(昨年)26本のキャリアハイになった中、どうしても自分でもホームランを打てるというのが芽生えてきた時に手ごたえある当たりが入らないと打撃が崩れるんですよ。彼に関してはそこは心配ないかと思いつつ、ホームランを打てだした自分がしっかりホームランを打てたという結果によって結びつくこともあると思うので。キャンプのシートバッティングから全部含めての1号だったので、ホッとしたんじゃないですか」 ―好走塁もあった。 「走塁に関しては、ホークスの一つの武器。チーム全体4軍まで含めてやる決め事まであるのでその辺は1軍の選手が手本を示すのは当然ですね」 ―明日からビジター。 「明日から(19日まで)ペイペイドームには帰って来ないので。ホームゲームで熊本、北九州はありますが、しっかり相手のところで勝って、またペイペイドームに戻ってきたいと思います」
西日本新聞社