オールスターのファン投票、100万票超え複数人は”ある騒動”以来21年ぶり…肝心の人物不在も話題に
マイナビオールスターゲーム2024(第1戦・23日・エスコンフィールド北海道、第2戦・24日・神宮)のファン投票結果が2日、日本野球機構(NPB)から発表された。日本ハム勢が9部門でトップ選出され、131万4833票の万波中正を筆頭に4人が100万票超え。複数人が100万票を獲得したのは、ある騒動が起きた03年以来となる。 万波以外にも田宮裕涼、郡司裕也、田中正義が100万票を上回った。A・マルティネス、河野竜生、山﨑福也、上川畑大悟、水野達稀も各部門でトップだった。ファン投票で100万票を超えたのは2007年の山崎武司(当時楽天)以来、17年ぶり。複数人が100万票を超えたのは03年以来。同年は両リーグで計16人が100万票以上を獲得。優勝争いを独走していた阪神勢が9部門でトップに立ち、うち8人が100万票を超えた。 ただ、同年はインターネットでの組織票で大問題が発生。けがのため1軍登板がなかった川崎憲次郎(中日)を組織票で1位にしようとする”川崎祭”が2ちゃんねるで呼びかけられ、川崎は91万票余りを獲得。翌年からネット投票に制限がかけられた。 本拠地エスコンフィールド北海道での初開催も追い風となり、日本ハム勢の”球宴ジャック”はX(旧ツイッター)でも話題に。ただし、新庄剛志監督は昨季チームが最下位だったため不在に。このため「新庄の9人のスター選手を作るって公約達成されててすごいなと思う」「日ハムほとんどやしエスコンやし新庄監督がした方が盛り上がりそうやけど…」「新庄はベンチ不在でも何らかの形で関わりそうw」など、さまざまな声が上がっている。
中日スポーツ