増え続けるチェルシーの怪我人…… シーズン終盤やFAカップ準決勝を控える中、再び苦しい台所事情に
チルウェルも負傷か
今シーズンのプレミアリーグはどのクラブも怪我人に悩まされる1年を送っているが、チェルシーもそのクラブの1つだ。 イングランド代表としてブラジル代表とベルギー代表との試合に出場していたDFベン・チルウェルが新たに負傷者リストに加わる可能性が浮上しており、怪我人はさらに増えている。 クラブの公式でマウリシオ・ポチェッティーノ監督は状態を確認しなければならない選手の1人としてチルウェルの名前を挙げており、状態によっては離脱も考えられる。チェルシーは現在、リース・ジェイムズ、ウェスレイ・フォファナ、ロメオ・ラヴィア、クリストファー・エンクンク、レヴィ・コルウィルといったメンバーが怪我をしている。 さらに英『Evening Standard』によると、トレヴォ・チャロバー、ロベルト・サンチェス、カーニー・チュクエメカといったメンバーも負傷し、インターナショナルブレイク明けのバーンリー戦には最大11人に欠場の可能性があるようだ。 一方でイングランド代表のメンバーに選ばれ、怪我が心配されていたコール・パルマーに関しては軽い打撲であったようで、週末の試合には出場できる可能性が高いとのこと。 チェルシーは現在プレミアリーグで11位に沈んでいるが、FAカップは準決勝まで駒を進めており、4月21日にはマンチェスター・シティとの対戦を控えている。まだFAカップまでは1カ月弱あるが、ここまで怪我人が多いと、ローテーションを組むこともできず、疲労でさらに怪我人が増えてしまうリスクもある。 怪我人が多く、苦しい台所事情となったチェルシーだが、ポチェッティーノ率いるチェルシーはこの危機を乗り超えることができるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部