ロス山火事のがれき除去・避難所費用「180日間、100%負担」…バイデン氏表明
【ワシントン=池田慶太】米国のバイデン大統領は9日、ホワイトハウスでカリフォルニア州ロサンゼルス近郊で続く山火事の対策会議を開き、がれきの除去や仮設避難所などの費用について「連邦政府が180日間、100%負担する」と表明した。 【地図】被害が大きい、ハリウッド俳優らが住むパシフィック・パリセーズはここ
バイデン氏は会議で「ロサンゼルスを襲った最悪の火災だ」と述べ、連邦政府を挙げて対応していると強調した。州知事と地元当局には「火災を封じ込めるために費用を惜しまない」と伝えたという。
ホワイトハウスによると、400人以上の消防士や30機以上の消防ヘリなどが連邦政府から応援派遣された。オースティン国防長官は要員500人を国防総省から派遣することを承認した。