阪神・村上頌樹が珍しい大暴投で失点もリードを守り切る
(セ・リーグ、広島-阪神、13回戦、4日、マツダ)阪神・村上頌樹投手(26)がまさかの形で失点した。四回、先頭の坂倉、続く野間の連打で一、二塁とされると、石原の犠打で1死二、三塁。菊池に対し、フルカウントからの7球目。フォークを投じた右腕だが、引っ掛けてベース手前で大きくバウンド。ブロッキングの得意な梅野もさすがに止められず、暴投で1点を失った。制球力が自慢の村上にとっては珍しい形での失点だった。3-2と1点差に迫られた右腕はなおも1死一、三塁のピンチで堂林を二飛、代打・松山を空振り三振に斬り、同点は許さなかった。